診療時間・休診日

042-398-7677 042-398-7677

MENU

虫刺され

虫さされとは

虫の持っている原因物質が、皮膚を通して体内に入ることによって痒みや痛み、水ぶくれ等の症状が起きる状態です。
「虫」の定義はあいまいですが、通常は昆虫類と、クモやダニなどの昆虫以外の節足動物などが「虫」と呼ばれています。一
般的に日常生活で遭遇する虫の害について、虫さされと呼ぶことが多いようです。
その中で、皮膚炎を引き起こす原因となる主な虫としては蚊、ノミ、ブユ、八チ、卜コジラ ミ、アブ、ケ厶シ、ダニ、クモ、厶カデが挙げられます。これらのうち、「吸血する虫」としては蚊、ブユ、アブ、ノミ、卜コジラミ、「刺す虫」としては八チ、「咬む虫」としてはクモ、厶カデが代表的で、「触れることで皮膚炎をおこす虫」としては有毒のケムシなどがあります。
また、「虫」以外でクラゲやヒトデ、魚類などの海洋生物も原因物質をもっています。

  • 蚊によるもの
    蚊のメスが皮膚に止まって吸血します。通常は顔、手足などの露出部を刺します。蚊は人家周辺、山野など、どこにでも生息しますが、庭や公園などではヤブカ類、室内ではイエ力類の蚊に刺されることが多いとされています。

  • ノミによるもの
    ノミによる被害はネコノミによるものがほとんどです。体長2~3mmで、ノラネコやイヌの体に寄生します。公園などの土のある所に卵を産み、そこで幼虫が育ってサナギになり、 やがて成虫が現れます。
    そこに人がやって来ると、地面から成虫が足元に飛び付いて皮膚から吸血します。
    屋外で刺された場合は、スネや足を集中的に刺され、しばしば水ぶくれを作ります。 室内では、腕や体も刺されます。ノミに刺されてもその場では気付かず、吸血されて1~ 2日後に赤いぶつぶつができてから刺されたことに気づくケースが多いです。

  • ダニによるもの
    ダニによる被害は、ネズミに寄生するイエダニ類による室内での被害が多いです
    イエダニ類は体長0.7mm前後ときわめて小さい上に、寝ている間に布団に潜り込んで吸血します。
    顔や手足はほとんど刺さず、わき腹や下腹部、ふとももの内側などを刺して、かゆみの強い赤いぶつぶつができます

  • ケムシによるもの
    有毒毛を有する一部のケムシに触れた場合に皮膚炎を生じます。ドクガ類、イラガ類の幼虫に備わっています。有毒毛に触れると激しいかゆみを伴うジンマシンのような症状、あるいは赤いぶつぶつが多発します。
    首やうでに集中して生じ、ひっかくと悪化するので触らないようにしましよう。

治療方法

副腎皮質ホルモ外用軟膏を患部局所に使用して速やかに炎症を沈静化します。患部が感染兆候を生じているときには抗生剤の外用や内服を、掻爬にはかゆみ止めの内服を併用することがあります。虫の影響が持続していない場合は数日以内に軽快します。
蜂刺症に伴う治療も通常の虫刺されに準じますが、まれですがアナフィラキシー反応が発症したり、疑いがある場合は救急対応が必要になります。

注意点

原因となっている虫の種類によって違いますが、原因となる虫に触らないようにすることが第一です。
室内の蚊やノミ、イエダニなどの駆除には燻製型殺虫剤が有効ですが、気密性の低い家屋で はあまり効果がでません。イエダニの場合は、まず宿主であるネズミの駆除が必要です。
ノミや蚊など吸血する虫がることが予想される、野外活動の際には肌を露出しないことが重要です。また、携帯用蚊取りや、防虫スプレーなどの忌避剤を用いることで、ある程度の防除は可能です。「イカリジン」や「ディート」という忌避剤の成分が代表的なものです。
なお、忌避剤に含まれる「ディ一卜」には、小児に対する使用上の注意として、顔には使用しないこと、乳児には使用しないこと、小児では1日1~3回の使用に抑えることが必要です。 有毒毛のあるケムシに対しては、サクラやカエデ、バラ、クスノキなどに生息しているので、 時期にはできるだけ真下を通らないことが予防策となります。
もし、ドクガ類の毒針毛に触れた場合は、すぐにセロハンテープなどを用いて皮膚に付着した毒針毛を取り除き、よく洗浄する必要があります。

よくある質問

蜂による虫刺されを予防するにはどうしたらいいですか
まず、蜂に刺されないようにすることが重要で、蜂の巣に近付かないようにしてください。
蜂が活発になる時期としては、夏~秋なので注意してください。香水やヘアスプレーなどの香りや黒い服は蜂を刺激することがあるので、野外レジャーの際には避けてください。もし刺された場合は、安全な場所で静かに横になって、できれば局所を冷やしてください。 ジンマシンが出たりや腹痛、気分不良などの症状が認められた場合はショック症状の可能性がありますので、直ちに救急車を呼ぶ必要があります。
特に全身症状もなぐ元気な様子であれば心配いりませんが、あとで腫れてくる人もいますので、念のため医師の診察を受けてください

TOPへ