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ニキビ

ニキビとは

ニキビ(尋常性ざ瘡)は主に性ホルモン分泌が活発になることに伴って思春期以降に認めることが多い顔面を中心とする、慢性に経過する炎症性の病気です。誰にでもできるありふれた症状であるため、あまり気にされない方や気にしていても市販の化粧品等で対処している方も多いのが現状です。ほんの10年ほど前まで、日本におけるニキビ診療は「青春のシンボルで、病気ではない」といった考え方が主流で、医療施設としても積極的な治療はしない、できない状況でした。しかし、海外からニキビ治療薬が導入、認可されてから積極的な治療を推し進める状況に大きく変化してきています。「できるだけ早期の段階で治療開始するべき慢性炎症性疾患」との考えが一般的になってきているのです。
治療しないで放置したり、誤った療法をすることでニキビの数が多くなったり、つぶしたりして悪化させてしまったりするとニキビ跡になってしまい、人前に出ることをためらうような深刻な悩みを持つ方も多くいます。ニキビが気になる方は自分で潰すとか、放置とかしないで一度さかき皮フ科・外科クリニックを受診することをお勧めします。

原因

誤ったスキンケアや年齢にともなう性ホルモンバランスの変化、ストレスなど、様々な外的および内的要因により皮脂が過剰に分泌されることで、毛穴から排出するリズムの変調をきたし、毛穴が閉塞して、毛穴の内側に皮脂や角質が溜まってしまいます。皮膚の表面から見て盛り上がっているようにみえる状態がいわゆる白ニキビで、「面ぽう」もしくは「コメド」ともいわれるものです。
さらに、ニキビの原因となるアクネ菌などが溜まってしまった皮脂を栄養源として繁殖し、赤く炎症を起こした炎症性ざ瘡・いわゆる赤ニキビが発生します。自然に軽快することもありますが、肉眼的に瘢痕・線維化形成を生じてしまうと治癒は難しくなります。

治療法

さかき皮フ科・外科クリニックでは最新の日本皮膚科学会「尋常性?瘡治療ガイドライン」にそって治療していきます。ニキビの発疹は大きくは非炎症性皮疹と炎症性皮疹に分類され、それぞれに対して効果のある薬剤や治療方針が異なるため、皮疹の性状を把握することが治療の基本になります。
薬剤による治療は、長期にわたって繰りし新生する白ニキビ(非炎症性皮疹)を抑えるための維持療法の基本治療と白ニキビに続発する赤ニキビ(炎症性皮疹)をすみやかに改善するための急性期・炎症期治療の両輪から治療を組み立てます。
また、ニキビの病気としての重症度は、顔面片側の炎症性皮疹の数により、軽症(5個以下)、中等症(6個以上20個以下)、重症(21個以上50個以下)、最重症(51個以上)に分類され、重症度に沿って治療の選択肢があります。
基本治療としては、アダパレン(商品名ディフェリン)もしくは過酸化ベンゾイル(商品名ベピオ)を使用し、炎症性皮疹の増悪時は、外用・内服抗菌剤を3ヶ月間をめどにアダパレンと過酸化ベンゾイルに併用します。
その他内服薬としてはビタミン剤や漢方製剤を併用したり、保険適応はありませんがケミカルピーリングをおすすめしたりすることがあります。

注意点

  • 睡眠不足やストレスもニキビの原因になるため、十分な睡眠を取り疲労をためないようにしましょう。
  • バランスの良い食事をとるようにしましょう。脂っこい食事はニキビに悪影響を与えると言われていますので、取りすぎないように心がけましょう。
  • 洗顔は朝晩2回、やさしく擦り過ぎないようにしましょう。洗顔後の化粧水は低刺激性のノンコメドジェニックテスト済みのものを選択しましょう。
  • 紫外線の影響でニキビが悪化しますので、積極的に皮膚への刺激の少ない日焼け止め使用しましょう。
  • 額にかかる頭髪の影響がニキビを悪化することも証明されており、髪型の考慮も大切です。

よくある質問

治療期間はどのくらいかかるのですか?
重症度にもよりますが、基本治療としてのアダパレンもしくは過酸化ベンゾイルは最低3ヶ月以上の連続使用をおすすめしています。抗菌剤の使用も3ヶ月が限度として状況により判断いたします。
治療した後は再発しますか?
一度治療した後も、再度毛穴が汚れてしまったりした場合、残念ながら再発の可能性があります。顔の毛穴は無数にあるので全くニキビができないようにするのは困難です。
今あるニキビを治し、肌の調子を整えて、ニキビができにくい肌にすることが重要です。
ニキビは潰すとどうなりますか?
毛穴に詰まった皮脂を押し出すことにより早く治るともいわれていますが、それには専門の知識と技術が必要です。ご自身でニキビを潰してしまうと、雑菌が入り炎症を起こします。また、色素沈着や凹んだニキビ跡の原因にもなります。潰したり擦ったりと刺激を与えることは控えてください。ニキビの治療は医療機関で安全に治療を受けていただくことをおすすめします

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